オスプレイ報告 速やかに本格運用始めよ

オスプレイ報告 速やかに本格運用始めよ
主張2012.9.12 03:19 産経ニュース
 米軍の新型輸送機MV22オスプレイの事故に関する防衛省独自の専門家による報告が出そろい、モロッコと米フロリダ州の事故のいずれも原因は「操縦士らの人為的ミス」と結論づけた。

 一部の反対派などが掲げた「機体や設計上の欠陥」などの疑いを晴らす分析が得られたことを率直に評価したい。今後は日米両政府が安全運用ルールを定め、普天間飛行場などでいつ本格運用に入るかが重要な焦点となる。

 尖閣諸島をめぐる中国の挑発的行動などで日本の安保環境は緊迫しつつあり、米海兵隊の装備・能力を高めるオスプレイの導入が急がれることはいうまでもない。

 日本の安全を守り、日米同盟の抑止の実効性を高めるためにも、野田佳彦政権は地元の説得強化に努め、速やかに運用開始への準備を進めてもらいたい。
 

MV22は老朽化したCH46中型ヘリと比べて速度、行動半径、積載量が2~4倍に強化され、朝鮮半島や尖閣諸島などの緊急事態への対処能力が飛躍的に高まる。米政府も昨年6月、「日本の防衛や同盟の抑止力向上に不可欠」として正式に沖縄配備を決めた。

だが、同型機を含めて今年4月以降に起きた2件の事故について「設計ミスや機体の欠陥ではないか」との懸念や疑問が高まり、日米両国で原因究明と分析を進めてきた。今回の報告は、米軍だけでなく日本の専門家チームも加えた二重の検証を通じ、そうした懸念が払拭されたことを意味する。

 普天間に配備される第1陣12機は米軍岩国基地(山口県)に搬入ずみだが、米軍が希望する「10月の本格運用開始」を満たすには、市街地の安全や騒音防止などを勘案した訓練飛行や運用ルールで日米が合意し、日本政府が「安全宣言」を出す必要がある。

 大きな問題は、政権与党の民主党が地元への誠意ある説得を尽くそうとせず、配備計画見直しを求めるなど普天間移設問題と同様の迷走すらみせていることだ。

 声高な反対派に安易に迎合し、安全保障上の必要性に耳をふさぐようでは、国民の安全や日本の領土・主権は到底守れない。

 野田首相は報告を機に、自らもオスプレイ導入の意義と必要性を国民に訴えるべきだ。その上で外務、防衛両省を督励し、安全宣言に向けた日米協議を遅滞なく進めるよう全力を投入してほしい







テレ朝ニュース
アメリカの新型輸送機「オスプレイ」の配備へ向けて、森本防衛大臣と来日中のパネッタ国防長官との会談が17日午前から始まりました。尖閣諸島を巡って悪化した日中関係についても意見交換しています。

 会談は現在も続いていて、オスプレイの普天間基地での運用開始がいつになるのかが焦点となっています。オスプレイの安全性に関して、飛行訓練中の高度やルートなどで規制を受けたくないとするパネッタ長官が、どこまで譲歩するのかが鍵になります。会談を通じて日米両政府は、早ければ今週中の合意を目指していて、2週間の岩国基地での試験飛行を経て、来月中に沖縄での本格運用を始めたい考えです。また、会談では、尖閣諸島を巡る日中間の対立関係も取り上げられました。玄葉外務大臣は、中国に対して冷静な対応を求めているとする日本側の姿勢について説明しました。
 玄葉外務大臣:「日中関係について我が国の方針を説明するとともに、大局的な観点から冷静に対処していく考えを伝えた」
 森本大臣とパネッタ長官はこの後、記者会見に臨み、尖閣諸島を含めた南西諸島防衛でのオスプレイの必要性を訴え、中国側をけん制したい考えです。





米長官、日中対立を懸念 オスプレイ安全確認急ぐ

2012年9月17日 16時19分 共同ニュース


 来日中のパネッタ米国防長官は17日、森本敏防衛相と会談後の共同記者会見で、尖閣諸島をめぐる日中摩擦に「対立を懸念。外交的手段で建設的な解決を望む」と表明した。「相対する主権に関する紛争には、肩を持たない立場」と中立性を強調。森本氏は米軍機オスプレイ配備で安全に配慮した運用を要請。パネッタ氏は「懸念を踏まえ安全な運用に十分配慮したい」と応じ、安全確認を急いだ上で、運用開始することで一致した。
by momotaro-sakura | 2012-09-17 08:49