NEDOや米ロスアラモス研究所、スマートハウスの実証実験

日経ニュース
NEDOや米ロスアラモス研究所、スマートハウスの実証実験公開日時2012/9/18 10:31

 【ロスアラモス(米ニューメキシコ州)=岡田信行】新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と米ロスアラモス国立研究所などは家庭内の電力利用を最適化する「スマートハウス」の実証実験を始め、ニューメキシコ州で17日、開所式を開いた。スマートグリッド(次世代送電網)に対応した模擬住宅を使い、太陽光発電などを生かした次世代の住宅や送電網のあり方を模索する。

 地域規模で進める実証実験としては初めての日米共同プロジェクトで、事業費は約30億円。東芝、日立製作所、京セラ、伊藤忠テクノソリューションズなど日本の11社が参加し、太陽電池パネルや蓄電池、電力の制御システム、スマート家電などを提供。ロスアラモス郡やロスアラモス国立研究所などと共同で、個別の住宅単位、地域単位の電力利用を最適化する手法などを研究する。

 ニューメキシコ州ロスアラモス郡で開かれたスマートハウスの開所式で古川一夫NEDO理事長は「福島第一原発の事故を経験した日本にとってエネルギーの多様化は大きな課題。次世代エネルギー利用について日米共同で世界をリードしたい」と挨拶。式典後、ニューメキシコ州のスーザーナ・マルティネス知事は「様々な優遇策を用意している。日本企業には我が州を拠点に本格的に事業展開してほしい」と述べた。

by momotaro-sakura | 2012-09-18 11:11