ヤマハ発、中国工場を一部休止 三菱電や日立も、反日デモ警戒

日経ニュース
 ヤマハ発、中国工場を一部休止 三菱電や日立も、反日デモ警戒
公開日時2012/9/18 12:36

 反日デモの拡大を警戒し、企業の間で中国国内の工場などの操業を停止する動きが広がっている。ヤマハ発動機(7272)は18日、湖南省と江蘇省にある5カ所の生産拠点の操業を休止した。湖南省の2拠点は17日から休業していた。デモによる被害はないが、安全確保のため。19日以降の生産については、「18日の様子を見て判断する」(広報宣伝部)という。北京市などにある2つの現地事務所が18日に休業するほか、23日までは中国への出張を禁止する。

 日立製作所(6501)も反日デモの被害は現時点で確認できていないが、北京市に本社を置く現地法人を18日、在宅勤務とした。19日以降については「今後の状況をみて判断する」(広報・IR部)という。

 三菱電機(6503)は北京市の現地事務所のほか、上海市の販売会社2拠点と湖南省の生産拠点1カ所を18日に休業した。ただ「実被害は出ておらず、明日以降は再開する予定」(広報部)という。18日に禁止した日本からの出張については「19日以降も引き続き不要と判断したものは禁止する」(同)方針だ。〔日経QUICKニュース(NQN)〕




セブンもユニクロも工場も…休業・停止相次ぐ

 反日デモの拡大を受け、中国の日系企業は店舗の休業や工場の操業停止などの対応に追われた。


 セブン&アイ・ホールディングスは18日、北京と四川省成都にあるイトーヨーカドー15店舗、セブン―イレブン198店舗の休業を決定。ユニクロなどを展開する衣料大手「ファーストリテイリング」も、中国にいる邦人社員約200人を自宅待機とした。北京と四川省成都などの39店舗で終日休業した。

 トヨタ自動車は18日、中国国内の一部工場で操業を停止。反日デモで、15日に山東省青島の販売店が放火される被害が出たため、従業員の安全に配慮した。

 日産自動車も17~18日、広東省と河南省の工場で操業を休止している。三菱自動車は湖南省の工場で18日、操業休止したほか、邦人従業員を自宅待機とした。ホンダは「納車が望まれる環境にない」(広報部)として、生産調整のため、広州などにある乗用車の組み立て工場5か所の操業を18日から2日間、停止する。

(2012年9月18日13時52分 読売新聞)


by momotaro-sakura | 2012-09-18 15:19