GE・日立、新型ウラン濃縮施設の認可取得 米で計画

日経ニュース

GE・日立、新型ウラン濃縮施設の認可取得 米で計画


公開日時2012/9/26 10:56
 【シリコンバレー=小川義也】米ゼネラル・エレクトリック(GE)と日立製作所の原子力事業関連会社、米GE日立グローバル・レーザー・エンリッチメント(GLE)は25日、米南部ノースカロライナ州で計画中のウラン濃縮施設の建設・運営認可を米原子力規制委員会(NRC)から受けたと発表した。同社が目指すレーザーを利用したウラン濃縮技術の商用化に向け大きく前進する。

 GLEはオーストラリア企業と組み、遠心分離機の代わりにレーザーを使ってウランを濃縮する技術を開発。2009年6月に濃縮施設の建設・運営認可をNRCに申請していた。

 NRCはGLEに対し、原発の燃料になる「ウラン235」を最大8%まで濃縮することを認めた。GLEは今後、核燃料の需要動向などをにらみながら、10億ドル(約780億円)ともいわれる濃縮施設の建設に踏み切るかどうかを最終的に判断する。

 遠心分離法より製造コストが安いとされるレーザー濃縮技術を巡っては、技術流出による武器製造への転用などを懸念する声が核兵器の専門家らから上がっている。GLEは声明で「NRCや国務省、エネルギー省などと連携して技術の保護や流出防止に取り組んできた」として安全性を強調した。




by momotaro-sakura | 2012-09-26 11:09