石破氏、どう使いこなす…問われる安倍氏の手腕


石破氏、どう使いこなす…問われる安倍氏の手腕

 自民党の安倍総裁は27日、石破茂新幹事長(無派閥)の起用により次期衆院選に「二枚看板」で臨む構えを打ち出した。

 総裁選の党員票で過半数が石破氏を支持した「世論」を反映する狙いがあるとみられる。安倍氏が今後、石破氏をどう使いこなしていくか手腕が問われそうだ。

 「党運営、選挙に臨むにあたって力を貸してほしい。一緒にやっていこう」

 安倍氏は27日午前、石破氏に電話でこう語りかけ、幹事長就任を打診した。石破氏は快諾し、国会内で記者団に「選挙に強い自民党を作っていく。党員一人一人に一体感を持っていただけるような党運営を心がけたい」と抱負を語った。

 石破氏の要職起用には、石破氏支持が多い地方組織の意向に配慮する狙いがある。26日の総裁選では、石破氏が党員票で圧倒したにもかかわらず、国会議員のみの決選投票で安倍氏が逆転勝利し、秋田県連幹部4人が辞任を表明して抗議の意思を示すなど不満が噴出しているためだ。

 派閥に属さず、総裁選でも党改革を主張した石破氏を要に据えることで、「党の再生を印象づけられる」(幹部)との計算も働いたようだ。

(2012年9月28日09時09分 読売新聞)

by momotaro-sakura | 2012-09-28 09:34