クリントン長官、日韓外相に「冷静な対応」呼び掛け

クリントン長官、日韓外相に「冷静な対応」呼び掛け
2012.9.29 10:00産経ニュース

28日、ニューヨークで会談した玄葉外相(左)とクリントン米国務長官(AP)

 【ニューヨーク=黒沢潤】玄葉光一郎外相は28日、ニューヨークでクリントン米国務長官、金星煥韓国外交通商相と会談した。

 クリントン長官は、島根県・竹島(韓国名・独島)の領有権をめぐって対立する日韓両国に「冷静さをもって事態に対応してほしい」と呼び掛けた。また、日韓両国が発展してきたのは、平和と安定を求めて「周辺国と友好的な関係を構築してきたからだ」と述べ、連携を強化し地域の安定に努めてほしいと訴えた。

 クリントン長官は、日本と中国が領有権を主張する尖閣諸島、中国やフィリピン、ベトナムなどが対立する南シナ海の問題も念頭に、地域における対話促進の重要性も強調した。

 3者は北朝鮮の挑発行為を防ぐため、今後も緊密に連携し、北朝鮮に具体的な対応を求めていくことも確認した。3者会談が行われるのは今年7月以来。




9月29日 「中国のみなさん申し訳ない」尖閣国有化を謝罪した親中派
2012.9.29 03:26 [産経抄]
 いやはや恐れ入った。小欄も時折、「孫も読んでいるので下品な表現はやめてください」といったお叱りを頂戴するが、国連総会の場で他国を「盗っ人」呼ばわりする中国の外相にははだしで逃げ出さざるを得ない。

 ▼ビアスの「悪魔の辞典」によれば、外交とは「祖国のためにウソをつく愛国的行為」だそうだが、楊潔●外相は希代の愛国者だ。なにしろ、「尖閣諸島は中国領だ」というウソを論証しようと、次から次へと珍論を繰り出す力業は尋常でない。

 ▼珍論の白眉は、「第二次大戦後、カイロ宣言やポツダム宣言などに従い、これらの島々を含む占領された領土は中国に返還された」とのくだりだ。両宣言とも尖閣のセの字も書いていないばかりか、かの島々が中国や台湾に返還された事実はまったくない。

 ▼ただし、ウソも100回つけば真実になるのは人間社会の悲しい常で、日本側が即座に反論したのは良かった。外交の場では、沈黙は金どころか、黙っていては相手の言い分を認めたと宣伝されかねない。

 ▼日中国交正常化から40年の節目を迎えたが、偽りに満ちた「友好」の時代は終わった。河野洋平前衆院議長をはじめ、友好団体の長が雁首(がんくび)そろえて北京詣でをしても首相はおろか引退間際の幹部にしか会えなかった事実がすべてを物語っている。

 ▼反日暴動に文句も言えず、「非常にいい会談だった」と話す財界人にもあきれたが、「中国のみなさん申し訳ない」とテレビで尖閣国有化を謝罪した親中派もいる。「売国奴」という下品な表現は使わぬが、11年前の自民党総裁選に名乗りを上げようとした野中広務元官房長官の野望を、同じ派閥の幹部が潰してくれたことを小欄は今でも感謝している。
●=簾の广を厂に、兼を虎に

by momotaro-sakura | 2012-09-29 10:57