IMF・世銀総会 9日から48年ぶり日本開催 東京のほか被災地仙台でも

IMF・世銀総会 9日から48年ぶり日本開催 東京のほか被災地仙台でも
2012.10.4 18:49 産経ニュース

 国際通貨基金(IMF)・世界銀行の年次総会が9日から14日まで、東京と仙台市で開かれる。加盟188カ国の財務相や中央銀行総裁らが集結し、参加者は約2万人に達する。日本での開催は昭和39年以来48年ぶり2回目。欧州債務危機や新興国経済の減速など世界経済が直面する課題を議論するほか、東日本大震災の教訓を各国で共有する狙いもある。

 今年は27年に日本がIMFと世銀に加盟して60周年の節目にも当たる。期間中は東京都千代田区の東京国際フォーラムをメーン会場に200以上の関連イベントが開かれる。9~10日には被災地の仙台市で防災と開発に関する会合も開催。経済の安定成長にも欠かせない自然災害への備えを話し合う。先進7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議も11日に開かれ、欧州危機の克服策を協議する。

 毎年秋のIMF世銀総会は3年に1度、本部のある米ワシントン以外で開く。新興国の開催が通例だが、今回は政情不安で辞退したエジプトに変わり、震災復興を目指す日本に決まった。中国の謝旭人財政相と中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁も出席する


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世界銀行とIMF(国際通貨基金)は、どのような違いがあるのでしょうね...。まず、その生い立ちから見てみると、世界銀行は戦争によって再建を必要とする国に資金を貸し出すために各国が出資し作られました。一方、IMF(国際通貨基金)は、世界銀行とともに第二次世界大戦後の世界経済安定のために各国が出資し作られました。世界銀行もIMFも、各国への資金援助のために作られた機関ですから、資金が必要となりますので各国が出資しているのですが、その出資比率は下記のようになっています。


世界銀行

アメリカ : 16.84%
日本 : 8.07%
ドイツ : 4.60%
フランス・イギリス : 4.41%
その他

IMF(国際通貨基金)

アメリカ : 17.09%
日本 : 6.13%
ドイツ : 5.99%
フランス : 4.94%
イギリス : 4.94%
その他

日本の場合で見てみると、新幹線や黒四ダムなども世界銀行からの融資で作られました。IMFでは、貿易赤字などの原因で通貨価値が急激に下がった国に対して資金の貸し出しを行ったりしています。1990年代には、インドネシアやタイなどに融資を行っていました。他には、IMFは世界銀行と強力して、金融監督の基準と作成したり、各国の金融部門の分析なども行っています。あと、平成20年11月の金融サミット(20G)で、早期警戒機能をIMFに与えることが合意されました。この「早期警戒」とは、市場を監視し問題等があれば警告を出すということです。そのサミットでは、財源確保に関する問題も話し合われ、日本はIMFへ最大千億ドル(約10兆円)の融資を表明しました。ブラジル・インド中東各国の新興国にも経済力に見合った出資が求められていました。
by momotaro-sakura | 2012-10-05 16:37