中国大使に木寺氏を起用へ…急死した西宮氏後任

中国大使に木寺氏を起用へ…急死した西宮氏後任

 政府は5日、着任前に急死した西宮伸一中国大使の後任として、木寺昌人官房副長官補(59)を起用する方針を決めた。

 尖閣諸島(沖縄県石垣市)を巡り日中関係が悪化する中、次期大使の着任が大幅に遅れる事態を避けるため、外務省から現職に就いたばかりの木寺氏を充てることにした。

 中国大使を巡り、政府は9月11日、財界から起用された丹羽宇一郎大使の後任として、西宮氏の起用を決定した。「脱官僚依存」を掲げる民主党政権の象徴的人事として起用された丹羽氏が尖閣問題で政府方針と異なる発言をして批判を浴びたことなどを受け、後任には中国公使などを歴任した外務審議官(経済担当)の西宮氏が選ばれた。しかし、西宮氏が着任前の同16日に急性心不全で死去したことで、後任の人選を急いでいた。

 外務省幹部の大規模な人事異動を行った直後で調整は難航したが、9月に官房副長官補に就任した木寺氏を起用することで決着した。木寺氏が着任するまで、今月中旬をメドとしていた丹羽氏の帰国を延期する方向で調整している。

(2012年10月5日23時23分 読売新聞)
by momotaro-sakura | 2012-10-06 07:50