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民主党、政党交付金申請を当面見送り

民主党、政党交付金申請を当面見送り
2012/10/10 12:18 J-CASTニュース

民主党の安住淳幹事長代行は2012年10月9日、年4回支給される政党交付金のうち、10月支給分の申請を当面見送ることを明らかにした。12年度の予算執行に不可欠な公債発行特例法案の成立のメドが立たないことを受けた措置だ。10月の次に支給されるのは12月で、10月分についても12月に申請すれば2回分をまとめて受け取ることもできる。公債法案が成立した際には、10月分も受け取る予定だ。

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臨時国会そっちのけ 民主、政党交付金辞退の人気取り パフォーマンスと野党反発
2012.10.10 09:13 産経ニュース
 民主党は9日、今年3回目となる政党交付金の申請を見送ることを決めた。特例公債法案が成立していないことを踏まえた歳出抑制措置の一環だが、そもそも同法案を審議する臨時国会を開こうとしないのは民主党だ。召集に向けた働きかけもせず、一方的に政党交付金を辞退するのは国民受けを狙ったパフォーマンスだと野党は反発、かえって事態をこじらせている。(坂本一之)

 「国民に不便をかけているので、政党交付金の申請をしない判断をしました」

 民主党の安住淳幹事長代行は9日、国民新党の下地幹郎幹事長と会談し、41億円余りの交付金の申請を見送る方針を伝え、下地氏も同調した。

 政党交付金は国会議員数などに応じて毎年300億円超が各党に配分される。平成24年分の内訳は、民主党約165億円▽自民党約102億円▽公明党約23億円-など。年4回に分けて振り込まれ、9日は10月分の申請期限前日だった。

 安住氏は会談後、記者団に「(野党も)賢明な判断をしてほしい」と同調を求めた。台所事情が苦しい野党を一層厳しい状況に追い込むことで公債法案への賛同を得たいとの思惑がちらつく。同調しなければ国民の批判にさらされる。そんな狙いもあるようだ。


 だが法案が通常国会で廃案になったのは民主党が強引に参院に送付し野党の反発を招いたためだ。成立に向けた臨時国会の召集時期も明らかにしていない。

野田佳彦首相は11日、自民党の安倍晋三総裁に会うが、挨拶回りとの位置づけで、党首会談の見通しは立っていない。臨時国会開会で解散環境が整うのを忌避する輿石東幹事長は、党首会談の環境整備となる幹事長会談開催に消極的だ。

 自民党の石破茂幹事長は記者会見で、申請見送りについて「公債法案が成立しないことを前提に物事を決すべきではない」と反発。みんなの党の江田憲司幹事長も「財務省に踊らされたパフォーマンス、恫喝(どうかつ)ですよ」と切って捨てた。

 政党交付金を受け取っていない共産党の穀田恵二国対委員長は「政局の道具に使うなら言語道断。政党交付金制度をやめるべきだ」と挑発した。もちろん、民主党に制度を廃止する考えはない。今回申請を見送っても12月までに申請すれば10月分の支給を受けることは可能だからだ。
 民主党内からも執行部の対応に批判が出る可能性もあるが、輿石氏は9日夕、党所属議員のパーティーで平然とこう言ってのけた。

 「庶民に悲しい思いをさせない。時に敵に塩を送る。そんな精神で頑張らなければいけない

by momotaro-sakura | 2012-10-10 13:14