2012年 12月 07日
車載情報事業を日立本体に移管 開発力を強化
車載情報事業を日立本体に移管 開発力を強化
公開日時2012/12/6 20:54
日立製作所は6日、自動車部品の製造などを手がける子会社の日立オートモティブシステムズ(東京・千代田、大沼邦彦社長)から車載情報システム事業を日立本体に移管すると発表した。2013年4月1日付で実施する。車載情報システムは次世代都市「スマートシティー」を実現するための鍵となる製品の1つと判断し、本体に統合して製品の開発力を高める。
日立の100%子会社である日立オートの車載情報システム事業を切り離し、本体の情報・通信システム社に吸収する。日立オートは今後、主力の自動車部品の製造などに注力する。
次世代型の車載情報システムは道路に設置したセンサー情報など膨大なデータ「ビッグデータ」を活用し、ネットワークを介して道路の地図情報や渋滞情報、周辺の飲食店や商店の情報などを取り込む。
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