2012年 12月 12日
開票センターを東西別に 日本維新の会
日本維新の会が16日の衆院選開票に合わせて設置する開票センターを東京と大阪で別々にすることが11日、分かった。東京は石原慎太郎代表、大阪は橋下徹代表代行(大阪市長)と松井一郎幹事長(大阪府知事)がそれぞれ詰める。
一つの党が開票センターを分けるのは異例。石原、橋下両氏は分かれて記者会見することで、これまでも問題になっていた発言の食い違いが懸念される。
松井氏は11日、府庁で記者団に対し、開票センターを東西で分けたことについて「僕らも次の日から仕事がある」と述べ、橋下氏らは公務優先のため上京できないと強調した。
維新はこれまでも、石原、橋下両氏の遊説日程を東京本部と大阪の党本部が別々に発表するなど、大阪維新の会と旧太陽の党との融合が進んでいないのが実態だ。