原発・社会保障

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自民党・日本維新の会の公約?
朝日新聞12・15


橋下氏、なりふり構わぬ“地方巡業”

 地元大阪で自民討ち、近畿第1党ねらいに照準を定めた日本維新の会、橋下徹代表代行(43)は選挙戦最終日の15日、午前8時に和歌山をスタート、4府県約250キロを移動した。さながら、売れない芸人の“地方巡業”。聴衆に「1人10人の声掛け」をお願いし「ねずみ講のように広がって」と、なりふり構わぬ表現も使った。最後の大阪・なんば高島屋前では「“大阪”維新の波を全国に」とゲキを飛ばし、聴衆からは「総理ーっ」との声も上がった。

 大粒の雨が落ちる大阪の繁華街・難波。橋下氏は昨年のダブル選最終日と同じように、松井一郎幹事長とともに「大阪のみなさんの力で日本を変えましょう」と叫んだ。くしくも大阪を制したダブル選時と同じフレーズだった。

 「大阪維新、全国に広げられるかどうか、みなさんの1票にかかっております」。府市の二重行政の解消、議員数削減など、府政、市政改革の成果を胸に、最後の訴えに声をからした。数千人の聴衆からは「総理ーっ」とかけ声も飛んだ。

 石原代表を迎え、新生「日本維新の会」として臨んだ選挙戦。橋下氏も北海道から沖縄まで飛んだ。聴衆は集まっても、想定より全国で支持は広がらず。最終3日は地元大阪と、近畿圏での地盤固めへと方針を定めた。

 この日も、近畿最南端の和歌山から東の奈良、北の滋賀、そして大阪市内へ-。4府県を回り、全行程は高速道路、一般道路の抜け道を駆使して、地図上の計算でも約250キロ。渋滞を考慮しない机上の計算で、ノンストップ(時速40キロ)でも乗車時間は5時間以上に及ぶ強行日程だった。

 和歌山を出発した後は、大阪最南部の大阪19区で新人候補を応援した。昼前には、3府県目の奈良県へ。近畿比例1位の東国原英夫氏(55)と合流予定だったが、渋滞で延着してすれ違い。奈良市の大和西大寺駅前に車がすべり込むやいなや、扉を開け聴衆約2000人に手を振り、街宣車へ駆け上がった。

 「自民党員は1人が10票、50票を集めている。みなさんも10人に(維新投票の)声をかけてください。そしてその人に『あなたも10人に声をかけて』と言ってください。そしたら、ねずみ講のようにわーっと広がっていきますから」

 体裁もない。ストレートに“ねずみ講支援”のお願いだ。午後には滋賀を経て、夕方は渋滞のため名神高速を利用し、市内予定を大阪北部入りに変更。早まった衆院選に橋下氏も「準備不足」と認めていたが、選挙戦プランを連日、前夜まで決めかねるドタバタの“12日戦争”を象徴した最終日となった
。【村上久美子】

 [2012年12月16日9時14分 日刊スポーツ紙面から]
by momotaro-sakura | 2012-12-15 08:41