朴槿恵氏が勝利=韓国初の女性大統領誕生―父娘2代で政権


朴槿恵氏が勝利=韓国初の女性大統領誕生―父娘2代で政権


2012年12月19日 22時58分時事通信社


 【ソウル時事】任期満了に伴う韓国大統領選は19日、開票作業の結果、与党セヌリ党の朴槿恵候補(60)が最大野党民主統合党の文在寅候補(59)を僅差で制し、当選を確実にした。初の女性大統領で、李明博政権に続く保守政権となる。また、父の朴正煕元大統領に次ぐ初の親子2代の大統領となる。

 聯合ニュースによると、朴氏は同日夜、ソウル中心部で国民向けメッセージを発表する。

 大統領就任式は来年2月25日で、任期は5年。朴氏は李政権で悪化した南北関係の改善を目指し、断絶した対話の再開を模索する見通しだ。ただ、核・ミサイル問題などでの北朝鮮の前向きな姿勢も求めている。また、李大統領の島根県・竹島(韓国名・独島)上陸以降、冷却化した日韓関係の立て直しを図る。

 内政では、大企業中心で格差が拡大した李政権の路線を修正し、「経済民主化」を主張。雇用、福祉の充実などで中産層の拡大を目指す。一方で、大企業の競争力も温存し、早期に景気停滞局面からの脱却を図りたい考えだ。また、公平な人事などを通じた「国民統合」も目指す。

 中央選管によると、開票率70.3%の段階で朴氏の得票率は51.6%、文氏は48.0%。このままのペースで進めば、87年の民主化以降初めて50%以上の得票率で大統領選に勝利することになる。

 大接戦の展開から世論の関心は高く、投票率(暫定)は75.8%と、過去最低の63.0%だった前回2007年、70.8%だった02年を上回った。高い投票率で若年層の投票が増えれば文氏に有利と予想されたが、逆に、人口が増えている高年齢層を中心に、保守層の危機意識が高まったとみられる。 

by momotaro-sakura | 2012-12-20 09:54