首相・橋下氏、連携協議か…補正・日銀・憲法

首相・橋下氏、連携協議か…補正・日銀・憲法

 安倍首相が11日に関西地方を訪問する際、大阪市長である日本維新の会の橋下代表代行と会談することになった。


 かねて親しい両氏の会談は、第2次安倍内閣の発足後は初めてだ。

 首相は神戸市でスーパーコンピューター「京」の視察やノーベル賞受賞者の山中伸弥・京都大教授との面会も予定しており、菅官房長官は9日の記者会見で、首相と橋下氏の会談は「経済情勢の意見交換」として、通常の地方自治体の首長との会談と説明している。一方で、「(橋下氏は)発信力が高い。憲法改正、道州制といった問題で対応できると思う」とも述べた。

 衆院で3分の2以上の多数を持つ自民、公明両党が今夏の参院選で、憲法改正を志向する維新の会と合わせて参院の3分の2超を確保すれば、公明党の対応次第では憲法改正の発議が現実味を帯びてくる。菅氏の発言には、そうした連携への意欲がにじんだ。

 11日の会談には維新の会幹事長の松井一郎大阪府知事も同席し、首相は2012年度補正予算への協力を求める考えだが、それ以外の課題が議論されるとの受け止め方は広がっている。維新の会の小沢鋭仁国会対策委員長も9日のTBS番組で「補正予算などの(協力の)要求があるだろうが、それだけでは済まないと思う」と語った。

 日本銀行の正副総裁人事への協力要請があるとの見方も出ている。白川方明総裁の任期満了は4月8日。3月に任期の切れる副総裁2人と合わせ、後継人事は衆参両院の同意が必要だ。

(2013年1月10日10時39分 読売新聞)
by momotaro-sakura | 2013-01-10 11:02