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「ロコモ」とは

★今話題の「ロコモ」とは
運動器の障害のために移動能力の低下をきたして、要介護になっていたり、要介護になる危険の高い状態を「ロコモティブシンドローム(略称:ロコモ、和名:運動器症候群)」といいます。ロコモは筋肉、骨、関節、軟骨、椎間板といった運動器のいずれか、もしくは複数に障害が起き、歩行や日常生活に何らかの障害をきたしている状態です。2007年、日本整形外科学会は人類が経験したことのない超高齢社会・日本の未来を見据え、このロコモという概念を提唱しました。いつまでも自分の足で歩き続けていくために、ロコモを予防し、健康寿命を延ばしていくことが今、必要なのです。
(出所:日本整形外科学会公認ロコモティブシンドローム予防啓発公式サイト:https://locomo-joa.jp/locomo/01.html
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★「ロコモ度テスト」ができるサイト
https://locomo-joa.jp/check/test/

★関連記事
日経BPネット『裸足でランニング、ボディーサーフィンなど、ロコモ対策には適度な運動が必要』(2013年10月7日)
http://www.nikkeibp.co.jp/article/matome/20131006/367944/?ST=life&P=1
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10月に入り運動会シーズンが到来。「食欲の秋」「芸術の秋」もあるが、まずは「スポーツの秋」から実践してみてはどうか。健康な体を維持するためには、適度な運動が欠かせない。ここ数年、政府が「メタボ」の次に認知を広めようとしているのが、運動不足が原因の一つになる「ロコモ」だ。

◆メタボの原因にもなるロコモ
ロコモとは「ロコモティブ(Locomotive)シンドローム」(運動器症候群)の略。Locomotiveは「運動の」という意味で、骨や筋肉、関節など体を動かすために必要な「運動器」を表す。運動器は加齢によりその働きが衰えるため、歩く、立つなどの移動能力が衰え、生活の自立度が低くなる。その結果、介護が必要となってしまう。ロコモのためにメタボになって血管障害を併発したり、認知症を併発したりすることにもなるという。メタボの原因にもなるだけに、ロコモはメタボより怖いともいえる。
⇒ メタボより怖いのは「ロコモ」!? 40代からの対策で“大きな差”

日本整形外科学会は10月8日の「骨と関節の日」に合わせてロコモの啓発に努める。この秋、ロコモ対策に運動を始めてみるのもいい。日経BP社のウェブサイトから、運動に関する最新記事をピックアップした。自宅でもできる簡単なものもあるので、参考にしてほしい。

◆裸足で走ることで、けがをしにくい走り方が身につく
運動と聞いて、多くの人が真っ先に思い浮かべるのがランニングだろう。ランニングは確かに運動になるが、いきなり始めると関節を痛めたりすることがある。そこでにわかに注目されているのが、足首やひざへの負担が少ないとされる「ベアフット(裸足)ランニング」だ。

日経トレンディネットの記事によると、裸足で走ることがランナーの間で注目されているという。裸足で走ると、「痛そう」「けがをしそう」と想像すると思うが、この記事に登場する日本ベアフット・ランニング協会理事長の吉野剛さんによると、「靴を履くことによって、かえって足の故障が生じている」という。

シューズを履いてランニングやウオーキングをしていると、足を踏み出す時に、かかとから着地してつま先で蹴る。ランニングシューズにはかかと部分にクッションがあるため、こうした走り方をしてしまうが、かかとでの着地は衝撃が大きく、クッションがあっても足首やひざに大きな負担をかけてしまう。

裸足で走ると、かかとで着地したときの衝撃の大きさから、体への衝撃が最小になるように走ろうとするようになり、自然と足首やひざを柔らかく使い、足の前部から着地するようになる。このとき、足底筋やふくらはぎの筋肉が使われ、鍛えられる。

◆初心者向きのボディーサーフィン
陸上での運動の次は水の中。水といってもプールではなく「海」だ。素人でもすぐに面白さを体験できるボディーサーフィンを紹介したい。

サーフィンというと、サーフボードの上に立てるようになるまでに何度も海に通わなければいけないと思うかもしれないが、フィン(足ひれ)をつけ、その推進力を使って体で波に乗るボディーサーフィンは、初心者でもいきなり始められそうだ。

サーフボードのような大きな道具を必要としないことから、朝にボディーサーフィンを楽しんでから出勤するというビジネスパーソンもいるそうだ。秋から冬の海でも、水温が20度あればウェットスーツを着ていればそこそこ快適にサーフィンを楽しむことができるという。何より海水浴客など海に人が少ないことが、初心者にはかえってありがたい。


同じ水の中でも屋内プールであれば、寒い季節になっても続けられる。スポーツジムの会員でも、泳げないことからプールをほとんど利用していないという人もいるかもしれないが、最近のスポーツジムのプールのプログラムは、泳ぐ以外のものが充実しているようだ。

フィットネスクラブチェーンのルネサンスが7月1日から全国の11店舗で始めた、スポーツメーカーのミズノが開発した「ミズノアクアラン」というプログラムは、その名のとおり、ランナー向けの水中トレーニングプログラムだ。関節周りの柔軟性を高めたり、腹筋や背筋を鍛えるなど、ランニングに重要な体をつくることを狙った動きが中心になっている。ランニング専門だった人も試しに水の中へ入ってみてはどうか。

◆野球・ゴルフ・ボルダリングを楽しめる施設オープン
ランニングを始めたり、海やジムに行くのはハードルが高いと感じる人は、自宅で簡単にできる運動から始めてはどうか。日経ウーマンオンラインで、筋肉を鍛えることで基礎代謝を高め「やせる体」を自宅でつくれるトレーニングを紹介している。まずは、このあたりから始めてみるといいだろう。

それでも抵抗を感じるという人は、遊び感覚で体を動かしてはどうか。9月14日、東京・水道橋の東京ドームシティに、野球・ゴルフ・ボルダリングという3つのスポーツが楽しめる屋内型スポーツ施設「スポドリ!」がオープンしたという。

野球エリアは、バッティングコーナー、ピッチングコーナー、多目的フィールドの3つで構成されている。ゴルフエリアには、多彩なプレーモードを搭載したシミュレーションマシンを12台設置。「ラウンドモード」ではリアルに再現された有名ゴルフコースを体験できる。

指や足先を突起にかけて体一つで壁をよじ登るボルダリングを楽しめるエリアには、高さ4メートル、幅40メートルの都内最大級のウォール(壁)がある。ウォールの傾斜角を85〜135度まで幅広く織り交ぜ、ボルダリング初心者から中・上級者まで楽しめるつくりになっている。

遊びでも簡単なものでもいいので、体を動かしてみると、気持ち良さに気づくかもしれない。子供が広いところに出ると走り出すのは、走ると楽しいから、気持ちいいから、自然と走ってしまうのだ。大人だって同じだ。やせるためや健康のための苦行と考えずに、子供の頃に感じていた気持ちよさを取り戻すために体を動かしてみよう。
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家庭菜園 (385)5位[MATH]NOTES
by momotaro-sakura | 2013-10-08 12:08 | 健康管理/先端医療