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民主300議席上回る勢い=自民激減100前後か-公明も苦戦【衆院選情勢】

民主300議席上回る勢い=自民激減100前後か-公明も苦戦【衆院選情勢】
 第45回衆院選の投票を30日に控え、時事通信社は全国の有権者を対象に電話世論調査(8月21~23日)を実施し、全国の支社局網を通じた取材を加味して情勢を探った。それによると、小選挙区300、比例代表180の計480議席のうち、民主党はともに自民党を圧倒、300議席を超す勢いだ。対する自民党は、公示前の300議席からの激減が避けられず、公明党と合わせた過半数(241議席)確保は極めて困難な情勢だ。
 民主党は都市部、農村部ともに支持を広げ、110選挙区程度で当選が動かない情勢。約160選挙区で自民党などと激戦を展開しており、このうち約110選挙区で優位に立っている。比例も前回の郵政選挙で自民党が獲得した77議席を大幅に上回り100議席台をうかがう。参院で否決された法案を衆院で再可決できる3分の2(320)以上の議席を確保する可能性もある。
 これに対し、小選挙区に289人を擁立した自民党は、当選圏入りがわずか20人弱。このほか先行しているのも50人弱で、比例も40議席台の半ばにとどまっており、100議席前後に激減しかねない情勢。激戦区の中で民主党に先行を許している約110選挙区で一定程度巻き返しを図っても、半減以下に落ち込むのは避けられない見通しだ。
 公明党は小選挙区に立候補した8人がいずれも厳しい戦いを強いられており、比例と合わせて、公示前の31議席を維持するのは難しそうだ。
 共産党は小選挙区での議席獲得は難しい情勢で、比例は前回の9議席を下回る公算が大きい。社民党は小選挙区で2議席以上を確保する可能性があるが、比例は3議席程度に伸び悩んでおり、公示前勢力(7議席)を維持できるか微妙。国民新は1議席を固め、2選挙区で当選圏入りをうかがう。 
 みんなの党は小選挙区で1議席を固め、1選挙区で優位に立つ。比例でも議席を得る可能性がある。新党日本、改革クラブは議席確保のめどが立っていない。 (2009/08/23-22:12)

by momotaro-sakura | 2009-08-24 06:56 | ブログ