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無人宇宙船、大気圏突入=大半燃え、一部は南太平洋に-筑波センター

無人宇宙船、大気圏突入=大半燃え、一部は南太平洋に-筑波センター
 宇宙航空研究開発機構の筑波宇宙センター(茨城県つくば市)は2日午前6時26分ごろ、国際宇宙ステーション(ISS)に地球観測装置や物資を運んだ無人貨物船「宇宙ステーション補給機(HTV)」を大気圏に突入させた。HTVはほぼ燃え尽き、一部がニュージーランドと南米の間の南太平洋に落下する見込み。約52日間の初飛行は計画通り成功した。
 この海域は船舶が少なく、宇宙船などを比較的安全に落下させることができる。2001年3月には老朽化したロシアの宇宙ステーション「ミール」の大半が同海域上空で燃え尽きた。
 日本初の宇宙船であるHTVは9月11日に種子島宇宙センターからH2Bロケットで打ち上げられ、同月18日にISSにドッキング。日米の地球観測装置のほか、滞在宇宙飛行士の食料品や日用品、実験試料など約3.6トンが運び込まれ、代わりに使用済みのラックやパネル、ごみなど約1.6トンが詰められた。
 HTVは10月31日未明にISSから分離。最終的に前後逆向きの姿勢で主エンジンを噴射し、急減速して大気圏に突入した。(2009/11/02-08:20)
by momotaro-sakura | 2009-11-02 10:22 | ブログ