2009年 11月 04日
サムスンの背中遠く、グローバル化の覚悟に差(景気がわかる)
電機大手の7~9月期決算は4~6月期に比べて好転したものの、回復の力強さの点で海外勢に水をあけられた。
とりわけ目立つのは日本企業と事業領域の似通った韓国サムスン電子との格差だ。サムスンが7~9月期に日本円で約3260億円の営業利益をあげたのに対し、パナソニック、日立製作所など国内大手9社の合算営業利益は1519億円。9社が束になってもサムスンの半分に届かない。
なぜここまで差が広がったのか。技術力ではなく、むしろ経営力の格差が大きいだろう。それが如実に表れているのが、巨額の投資を必要とする半導体や液晶などの部品ビジネスだ。日本企業は景気が悪くなると一斉に投資にブレーキを踏むが、サムスンは逆。景気の下降局面は製造設備の値段も下がり、見方を変えれば投資のチャンスだ。

