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過大な債務、信頼感損ない景気の2番底につながる可能性=米大統領

過大な債務、信頼感損ない景気の2番底につながる可能性=米大統領
2009年 11月 18日 21:52  [北京 18日 ロイター] オバマ米大統領は、過大な政府債務は信頼感を損ない、景気が2番底をつける事態をもたらしかねないと警告した。中国訪問中に行った米フォックスニュースのインタビューで述べたもので、この日の放送に先立ち、内容が公表された。
 失業率が10.2%まで上昇するなか、政権は景気てこ入れ、雇用創出と長期的な債務削減に向けた経済運営との間で微妙なバランスをとる必要に迫られているとの認識を示し、雇用促進を狙った企業向け税優遇措置とともに経済成長を加速させる方策を検討していることを明らかにした。

 大統領は「景気回復半ばでも、債務を増やし続ければ、ある時点で米経済に対する信頼感が失われ、景気が2番底を付けることにつながる可能性があると認識することが大切だ」と述べた。

 オバマ大統領は12月3日に、米国の企業幹部や金融専門家との間で、景気回復に向けた対策を議論するフォーラムを開催する予定。

 大統領は、対策は「赤字ニュートラル」(赤字を拡大しない対策)にすべきかどうかはまだ決定していないが、フォーラムで議論される内容になるとして、「われわれにとって第1の課題は、景気を回復させることだ。景気は回復しつつある」と語った。

 さらに「(第3・四半期は)経済が成長した。第4・四半期もそうなると考えている。いつも言っているように、雇用の伸びは経済成長に遅れて現れる。問題は、いかにして景気回復を加速させるかだ」と述べた。
by momotaro-sakura | 2009-11-19 16:00 | ブログ