2009年 11月 21日
新川崎(K2)タウンキャンパスおよび新川崎先端研究教育連携スクエアとは
「K2(ケイスクエア)」とは、慶應義塾(K)と川崎市(K)が協力し、2乗の効果を生み出そうという思いとその広場の意味を表現しています。
「先端研究教育連携スクエア」とは、従来型の研究・教育機能を維持するキャンパスに対し、先端的、連携的、かつ学部・研究科横断的な研究重点型のキャンパスを既存のキャンパスの外に求めることを実現しようとしたものです。
2007年度からは、文部科学省の大型プロジェクト2本(科学技術振興調整費「先端融合領域イノベーション創出拠点の形成」プログラムによるものと、グローバルCOE)もスタートし、 益々活発に研究が推進されています。
また2003年春、K2隣接地に設置された川崎市のインキュベーション施設(KBIC)には、慶應義塾からも起業を目指す7つの研究プロジェクトが入居しており、複数の慶應義塾大学発ベンチャーも既に活発に活動を行っています。
■先端的研究プロジェクト
約2haの緑に囲まれた敷地では、産官学共同研究を軸にした14の先端研究プロジェクトが各学部・各研究科横断で展開されており、大学院生や共同研究員、外国人研究者などを含め約400名のスタッフが昼夜を問わず研究を推進しています。
■先端研究を通じて社会への貢献
知的資産、先端技術研究などを通じて地元企業の技術の高度化、新産業の創出・育成に貢献するほか、企業人を対象とするセミナーや、企業と研究室とのマッチング事業を開催するなど、産学連携事業を強力に進めています。。
■科学教育及び啓蒙活動を通じて社会への貢献
地域および各先端研究プロジェクトとの連携により、市民や青少年を対象とした各種オープンセミナー等を開催し、科学技術を中心とする様々な学問に関する啓蒙活動を積極的に行っています。
新川崎先端研究教育連携スクエア事務室
当事務室では、研究施設全体の管理運営を行うとともに、産学連携の促進を図っています。また、川崎市と協力して、市民や青少年および企業関係者を対象に、 各研究プロジェクトとの連携の下、各種セミナーや講演会を開催する他、当キャンパスでの研究成果を広く外部へ発信するなどの活動を行っています。