2009年 12月 03日
<新型インフル>入院患者累計1万人を超える
<新型インフル>入院患者累計1万人を超える
厚生労働省は2日、新型インフルエンザ感染による入院患者の累計が、集計を始めた7月28日~今月1日までで1万487人となり、1万人を超えたと発表した。14歳未満の小児・乳幼児が85%を占め、65%は重症化のリスクがあるぜんそくなどの基礎疾患を持っていなかった。
入院患者は10月下旬から毎週1000人以上増え続け、11月4~10日の1390人をピークに、ほぼ横ばいの状態が続いている。男性が女性の1.8倍に上り、厚労省は「一般的に男児が女児より病気になりやすいことが影響しているのではないか」とみている。【清水健二】