2010年 07月 16日
お盆、過去最大規模の渋滞予想 高速無料化で
高速道路各社は16日、お盆期間(8月5~18日)の渋滞予想を発表した。高速道路無料化の社会実験の影響で、10キロ以上の渋滞は596回と過去最多を予測。「分散利用をお願いしたい」と呼び掛けている。下りのピークは12~15日、上りのピークは13~16日。
地方を中心に6月末から始まった無料化の影響で渋滞が大幅に増えると予想。30キロ以上の渋滞は前年より18%少ない46回だが、10キロ以上の渋滞は無料化区間の9カ所で41回発生し、全体で前年の546回よりも9%増の予測となった。
渋滞が最長となるのは、関越道下り線の花園インターチェンジ(埼玉県)付近で、13日午前に45キロ発生。中国道下り線の宝塚東トンネル(兵庫県)付近では、13日未明に40キロの渋滞となり、通過に3時間20分かかる見通し。
各社は、サービスエリアなどで臨時トイレを昨年より76基多い911基設置。駐車場整理員も延べ数で316人多い1万551人を動員する。
2010/07/16 16:50 【共同通信】