2010年 08月 25日
会社の年齢――電機、若さの秘訣は独自商品。(2010/8/22)
国際競争力の低下がささやかれる電機。だが、独自商品で高いシェアを持っている企業は若さを保っている。20代の任天堂(7974)は足元でこそ失速しているが、「ニンテンドーDS」などヒットを連発。日本電産(6594)はハードディスク駆動装置(HDD)用の小型モーターで世界シェアが約8割だ。上位企業はシェアへのこだわりが強く、日電産の永守重信社長は「一番以外はビリ。断トツの世界一を目指す」と公言してはばからない。
高シェアは収益力に直結する。数値制御(NC)装置で世界シェア5割のファナック(6954)の売上高営業利益率は約4割。HOYA(7741)はHDD用ガラス基板で6割強のシェアを握り、10年4~6月期の営業利益率は19%だ。上位企業は自己資本比率が高いながら高水準のROE(自己資本利益率・・・ (新聞本文はまだ続きます)(記事は本文の一部を掲載しています。)
[日経ヴェリタス]
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