2010年 09月 22日
【尖閣衝突事件】前原外相、政府対応の説明に意欲「中国は大事な隣国」
【尖閣衝突事件】前原外相、政府対応の説明に意欲
「中国は大事な隣国」2010.9.22 09:11
国連総会に合わせてニューヨークを訪問中の前原誠司外相は21日午後(日本時間22日午前)、
沖縄・尖閣諸島付近での中国漁船衝突事件をめぐり、中国側要人と滞在中の会談予定はないとした上
で、国際会議などで同席した場合、日本政府としての対応説明に意欲を示した。中国要人と会った場
合の対応を聞かれ「きちんと話をしたい」と述べた。国連内で記者団の質問に答えた。
前原氏は中国側が反発を強めていることに関して「大事な隣国だ。戦略的互恵関係をしっかり作り
上げないといけない」と指摘。拘置中の中国人船長への対応に関しては「国内法にのっとって粛々と
対応する」と重ねて表明した。
海上保安庁が衝突の模様を撮影したビデオについても「(漁船が衝突してきたことが)見たら分か
る」と証拠能力に自信を示した。(共同)