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企業収益試される回復力(上)大型リストラ奏功――採算改善、バブル後最大

企業収益試される回復力(上)大型リストラ奏功――採算改善、バブル後最大。(2010/11/21)
 上場企業は歴史的な円高に見舞われた2010年4~9月期(上期)決算で予想以上の業績を収めた。連結経常増益率は期初予想の前年同期比70%増を上回り、2・4倍に拡大。利益水準は金融危機前08年上期の96%、最高益だった07年上期の8割まで戻った。だが先行き不透明感は強く、下期も回復軌道を維持できるか予断を許さない。

 ウシオ電機は3次元(3D)映画ブームを陰で支える。「10年前に年3台しか売れなかった」(大島誠司取締役)映画館向け3D映写機は、今期の販売が7500台まで伸びる見通し。今や世界シェアの6割を握る。

 不振続きの米国事業に光明が見えてきたのはリコーだ。買収先の米企業に販売ノウハウを徹底的に移植し、年明けには14四半期ぶりに「利益を出せるところまでもってきた」(近藤史朗社長)。・・・ (新聞本文はまだ続きます


(記事は本文の一部を掲載しています。)
[日本経済新聞 朝刊]
by momotaro-sakura | 2010-11-24 09:59