2011年 06月 27日
サラリーマンの小遣い月額3万6500円 バブル崩壊後最低に
バブル崩壊後最低に
産経新聞 6月27日(月)17時42分配信
サラリーマンの小遣いの月額平均が昨年に比べて4100円減の3万6500円となり、バブル崩壊後の最低額となったことが27日、新生銀行系ノンバンク「新生フィナンシャル」の調査で分かった。小遣いの減少は4年連続で、昼食の弁当持参や飲み代の節約など、サラリーマンの努力が続いている実態が浮き彫りとなった。
小遣いの減少に伴って、昼食の1週間のうち「弁当持参」は1・84回となり、昨年から0・34回上昇。「購入した弁当」「社員食堂」「外食」を抑え、昨年に続きトップだった。2007年から10年までは500円台だった昼食代は490円となり、昨年から10円減った。
また、2009年には6千円以上だった1回当たりの「飲み代」は3540円と昨年から650円減少した。
理想の小遣い額は昨年と同額の6万1300円。ただ、実際の小遣いは減少しており、現実とは2万4800円も開いた。小遣いが足りないときは「使わずに我慢する」が60%を占め、トップだった。
調査はインターネットを通じて4月23、24日に実施。20~50代のサラリーマン約1千人から回答を得た