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肥料霧吹き 温室ひんやり 神戸の産官学が新システム

肥料霧吹き 温室ひんやり 神戸の産官学が新システム
【動画】植物の根に、直接液肥を噴霧して栽培する「ドライフォグ園芸」



 液体肥料(液肥)を混ぜた水を粒の細かい霧「ドライフォグ」にしてトマトやレタスなどの根に吹きつけ、温室で育てる――。そんな栽培システムを神戸大、神戸市、ノズルメーカー「いけうち」(大阪市西区)などが共同で開発し、7日に発表した。

 霧の気化熱で夏の温室内の気温を下げ、空調の節電にもつながる一石二鳥の効果が期待できるという。

 このシステムでは、特殊なノズルを使い、液肥を混ぜた水を煙のように見えるほど粒が細かいドライフォグに変え、苗の根に吹きつける。ノズルを使うことで水と液肥の量を水耕栽培の数十分の1程度に抑えられるという。

 一方、肥料と水分が減るため作物にとっては「飢餓状態」が生まれ、これに伴って根の成長が速まり、作物の生育速度や実の糖度が上がる仕組み。開発した栽培システムは特許申請中という。
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アサヒコム
by momotaro-sakura | 2011-07-08 10:43 | 我が家の菜園