2011年 07月 20日
資金需要が1年ぶり悪化=震災後の先行き不安で-日銀7月調査
日銀が20日発表した7月の主要銀行貸し出し動向アンケート調査によると、過去3カ月の資金需要の変化を示す「資金需要判断DI」は企業向けがマイナス5となり、前回4月調査のプラス8から13ポイント低下した。悪化は2010年7月以来1年ぶり。
東日本大震災後の景気の落ち込みを背景にした売り上げの減少や先行きへの不安から、中小企業を中心に設備投資資金などの銀行借り入れを控える動きが出たことが要因とみられる。(2011/07/20-10:21)