2011年 08月 29日
隅田川の花火 2011/8/27
2位柳の下でゲゲゲの鬼太郎宴会を開く
3位幸運の四つ葉のクローバー
テレビ東京の画面より
心 照らす大輪 1カ月遅れ 追悼の隅田川花火
2011年8月28日 東京新聞朝刊
東京スカイツリー(右)の前で、東京の夜空を鮮やかに彩る隅田川の花火=27日夜、東京都墨田区で、本社ヘリ「あさづる」から
東京の夏の風物詩、「隅田川花火大会」が27日夜、東京都墨田、台東両区の隅田川で開かれた。東日本大震災の被災地へ向けた花火が打ち上げられ、復興への願いが大輪の花となって夜空を染めた。
午後7時すぎ。震災の犠牲者追悼のため、1発ずつ間隔を空けて、7発の花火が大きな音を響かせた。これを含む約1100発が、「被災地へ贈る追悼手向けの花」と題する演目で、厳かに打ち上げられた。
今年は多くの花火大会が自粛となる中、例年より1カ月遅れで開催。計2万発を打ち上げ、90万1000人(主催者調べ)が詰めかけた。
墨田区横網の両国親水テラス特設席には、被災者約520人が招待された。宮城県多賀城市の仮設住宅で暮らす菊地洋一郎さん(60)は「亡くなった人たちに祈りながら見ている。とても華やかで勇気をもらえますね」と話した。