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新しい内閣が決まりました   

 新しい内閣が決まりました

10月31日に自民党大勝の後の小泉内閣が新しくなりました。
事前のマスコミ、政治評論家のこれでもかという予想に、私はこの国の末期を感じました。まるで競馬予想のごとしでしたから、私は途中でテレビを観ないことにしました。
おそらくどんな人が選ばれてもそれ相応の仕事をなさると思いますし、逆に所詮落下傘で役人の中に降り立ったような大臣に、一部の人を除いて何か大きなことが出来るとは思えないのです。
しかし、この国をなんとかしなければいけないと小泉首相は、例えそのやり方の評価はそれぞれでしょうが、思っているに違いないのです。そのことについてはほとんどの日本人は信じていると思うのです。そういう意味では政治家って偉いなあと思います。
これに関して、私の学生たちの反応は、まず何故大臣になりたいかわからないと言う学生が多いのです。その前に何故議員になりたいのかわからないというのがあります。私もそれには同意しますが、「そういう人がいないと国がやっていけないから」としか私としては答えられないのです。
ひとにぎりの政治家と役人だけで国を運営したらどうなんでしょう。古代ギリシアの民主制が行き詰ったあと僭主制がありましたが、それです。
そしてその時の陶片追放制(今のリコール制に近いもの)を取り入れればかなりいい国になると思うのです。
しかし、今回の顔ぶれを見るとほとんどがグレート・イエスマン内閣ですね。
今や日本国ではなく小泉国となりました。
 
吉村作治早稲田大教授の「吉村作治考古学者のひとりごと」より
by momotaro-sakura | 2005-11-01 20:28