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衣食住は意外と削れる? 質素な生活でも内面の充足を得る秘訣とは

衣食住は意外と削れる? 質素な生活でも内面の充足を得る秘訣とは

2012年6月21日 11時55分 SUUMO ジャーナル
今月3日、オウム真理教の特別手配犯だった菊地直子容疑者が逮捕された。
逮捕当時、菊地容疑者が潜伏していた神奈川県相模原市内の自宅がテレビやニュース記事で公開され、その「ボロ家」ぶりに驚いた人も多かったに違いない。建設現場の脇にある古く朽ち果てたような木造の建物で、どう見ても物置小屋としか見えない外観。2階建てだが実際に住めるのは1階の15畳ほどの1部屋のみで、台所、トイレ、風呂は付いており、家賃は3万円ほどだったという。

しかし、周囲の人の話によると、普通に仕事をして女子会にも参加し、自宅も「外からは想像がつかないほど内装はきれいだった」という証言も。潜伏生活を“心地よい”というような言葉で表現するのは適切ではないが、意外とストレスの少ない生活を送っていたのかもしれない。

さて、その事柄から推測すると、贅沢できることと幸せに暮らすことは、必ずしも比例するわけではないように思える。実際に「質素な暮らし」をあえて求めるケースも少なくない。

「発言小町」のトピック「収入に比べかなり質素な生活をしている方」では、
「年収は1400万円ありながら1食100円ですますことがよくある」「衣類も着られなくなったら次を買う」「服飾費は年に1~2万円くらい」「髪は自分で切る」「住居にあまりこだわりがないため、東京で最も不人気の区のぼろマンションに住んでいる」「週末婚の配偶者の住まいを行き来するのが旅行になっていて、旅行にあえて行かない」

など、質素な生活を実現させている内容のコメントが多数寄せられている。

何が大切で何が無駄か。自分が本当に価値を感じるものを見極めることにより、お金をかけなくても、生活に充足感を得ることができるのかも知れない。菊地容疑者の潜伏生活はまったく別次元の話として、不況による将来への不安を感じることが多いご時勢、このような考え方は参考になる部分も多そうだ。

by momotaro-sakura | 2012-06-22 09:54 | ブログ