2006年 10月 20日
麺壷亭の山査子
麺壺亭の玄関前に飾ってありました。
山査子ー血液をきれいにするさんざし
さんざしは、おけつ(悪血)に効くとして古くから漢方として利用されてきました。近年の薬理研究により改めてさんざしの血液に対する効果が見直されています。
効果1:血液をきれいにする
さんざしは、血中コレステロール値を抑え、高脂血症に効果を発揮。同時に動脈硬化、糖尿病を予防します。
さんざしの投与による臨床効果
投与対象:32例の高コレステロール症患者
投与期間:6週間
結 果:総有効率 84.38%(顕著な有効:21例・有効:6例)
投与対象:60例の高コレステロール症患者
投与期間:2ヶ月
結 果:総コレステロール値 投与前250mg/dl 投与後150mg/dl
効果2:さんざしで血液サラサラ
さんざしは、血小板の凝集を強く抑制します。
スムーズな血液の循環は、代謝促進、冷え症の改善、血栓症の予防など、健康維持に欠かせません。
そこで、さんざしとは?
鮮やかな深紅色が特徴的な、ちょうど姫リンゴのような果実です。
さんざしは、薬用として使われはじめてからすでに二千年余りの歴史があり、中国では漢方薬として珍重してきました。
さんざしは、甘酸っぱくおいしいので 、さんざしの産地、大連では、日本人がミカンを食べるのと同じような感覚でさんざしを大変よく食べます。彼らにとってさんざしは長い冬を過ごすための貴重なビタミンやミネラルの供給源なのです