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地方の不動産会社のM &A

現在、筑西市や桜川市の
不動産関連は余り動きがなく、
競売も優良物件に集中して、
不良物件は入札者が居なくなり、
2割減の価格で落札しているのが現状である。
反面、茨城県では守谷駅から
つくば駅付近のみのTX路線の土地が
値上がりしていてるだけで、
我が桜川市やお隣の筑西市は
全くその恩恵に預からないのである。
このような傾向は日本国中に充満しているので
零細不動産業者の危機を感じさせる事ができる。
恐らく此処5年間に、この業者も減る傾向にある。

最近は大手の不動産会社による
M&Aが極めて多くなった。
土地や家屋の売買より紙切れ一枚の
無形の会社の売買の方が
手っ取り早いからであろうか。
今後、資金力に物をいわせて
ドンドン介入するであろう。
サッポロビールの買収の裏には
不動産会社が介在していることを
ほのめかしているのもその証である。
今後あらゆるビジネスに介在してくるでしょう。
優良な企業を新たにつくる努力は
計り知れないものがあるが、
そのような優良な企業を
買い取ればそれに越したことはない。
悪い言葉で言えば「乗っ取り屋」が
今大繁盛しているのだ。
このようなビジネスは
けして正業ではなく虚業だが、
資本主義社会では
当たり前な事であるようだ。
野性動物の世界では
喰うか喰われるかの世界なのだから、
企業の世界でも喰うか喰われるかの世界と
なるのは自然の理かも知れない。

テレビ会社や自動車会社や
ビール会社や塾業界にも
M&Aは進攻しているのである。
このような虚業と云うべき
ビジネスが横行しているので、
けして健全なビジネスには
程遠い景気回復である。
このようなビジネスが繁盛していく将来は
けして実業家としては喜ばしい事ではなく、
正直者が馬鹿をみる騙しの
時代のビジネスの到来となろう。
芸の世界の境地は
「虚実皮膜の間」にあると
近松門左衛門は言っているが、
金儲けの世界にも
同様なことが言えるのである。

嘘は狸やむじなや狐の専売特許だが
政治経済の社会に人間に化けて
悪さをしている気がする。

筑西市にはO氏のファンドがあって、
市中の企業買収を地元の不動産業者と
提携して買い漁り始めている。
この不動産業者は地元暴力団と親交が深く、
その威力で地元を押さえる効果を
持っているからである。
M&Aの実行は必ず地元暴力団を
てなづけておかないと成功しないものである。
汚れ役は暴力団との仲介業者が役目を果たし、
投資者であるO氏のファンドは
綺麗所役を演出しているのである。
警察には目が届かないので、
表向きは潔癖な演出を
醸し出すことが出来るのである。
筑西市にはこのような不動産業者が
数人介在しているので
地元暴力団には恐らく大きな金が
流れていると思う。
これからはこのような路線で地元暴力団は
末長く生き延びることが出来、
また加担した不動産業者と
投資者も独占的に儲けられるのである。
警察と税務署は此処に目をつけないと
点数稼ぎにはならない。
今筑西警察署と地元暴力団との癒着が
取り沙汰されているが、このような噂を
立てられるようじゃ本末転倒である。
ほんの一部の警官の癒着であろうと思うが
噂が真実となっては真面目に勤務している同僚に
迷惑を懸けることになる。
税務署もこれらの実態を把握し
脱税を取りたてるべきである。

by momotaro-sakura | 2007-02-23 12:55