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三月三日の思い出

今では昔の事となったが、
40年前の話である。
この日は妻との最初の
出会いの日であった。
その日の夕辺は霧雨に
なっていて幕末の主人公の
月形半平太じゃないが
「春雨じゃ、濡れて帰ろう!」の気分でした。

「霧のカレリヤ」の曲が大ヒットしていた頃でした
クリックしてください。
「霧のカレリヤ」の音楽が流れてきます。
他の音楽もはいってます。
この曲はダンス教室のレッスン曲
としてよく流されていました。
この時代もダンスが流行っていて、
結構習っている人が多かった。
学生だった私の年令では殆ど
居なかったが景気も良くなってきて
田舎もダンス時代の幕開けであった。
そのダンス教室も今は50号線沿いに
あるが、昔はその道路は
細く単なる市道であった。
駅から辰巳坂を上がり大町を
通り過ぎ左の路地にはいった
通り沿いの右側にPL教会があり、
その先の左側に
当教室があった記憶がある。
大町から右に曲がると銀杏坂へと
クランクになっていた国道を
真直ぐに変更したので、
その細かった道路が
一気に広い道路と
なったのでした。
そのあと、角には今は
直井に移動した消防署ができました。
その教室は越川ダンス教室と
いって当時は押しも押されぬ
草分け的存在のダンス教室でした。

その時、私は20歳の春だった。
その時の出会いで3年後
結婚したが今になってみると
夢幻のように早いものである。
光陰矢の如し、とはこの事である。
40年間も人生の風雪に
耐えながらよく付いてきてくれたと
妻には感謝しております。
此処まで来れたのもひとえに
妻が忍耐強く支えてくれた
お陰だと思っています。
私も52歳の夏迄飲んだくれた
人生を味わってきたが、
その年のお盆前に大病し、
死の一直線を彷徨い生きかえった
我が身だが、ベット上では
己の反省と妻と娘に対し
大変申し訳の無さとで涙が
絶え間なく流れ落ちたのだった。

今後のわが人生は酒や
タバコや夜遊びは一切止め、
妻や娘の為に生きようと誓った。
人生に悔いが無い生き方の一つは
名誉を得ることも必要だが先ず家族を
大切にするのが一番のようです。
家族がばらばらになっていては、
全てが砂上楼閣になってしまいます。
家族の和が一番大切であることを
大病を患って知りました。
退院して7年目になるが、
これこそ精神一到何事か成らざらん!
で恐れを排除して一点に
集中してわが人生に
悔いが無いように頑張ったら
小さな花が咲き、実が結びました。

能が無くとも一点に
集中して事をなせば
誰でも天才に勝とも劣らず
生き方が出来るものである。
普通脳がある人は色々と考えすぎ
失敗を恐れるから成功率が
甚だ低いのである。
逆に能がない人は
自分を最大限に生かして
生きているので成功率が高いのである。
失敗は成功のもとと言う諺があるが
まさしく名言である。

失敗の恐れる心を排除して、
一心不乱に事を為せば
誰でも天才に成れるのである。
天才ときちがいは紙一重と言うがま
さしくその通りである。
全ての成功者と言われる人物は
当時は誰でも「きちがいとか腑抜け」と
言われた時代があったようです。
事をなすときは冷静沈着な判断が
肝要だが炎に燃え上がるものを
持たないと人心を掴むことは
出来ない。
天才と言われたアインシュタインも
けして優等生ではなかったが
一つのものに一生を賭けたから
天才と言われるようになったようです。

今の世は人の目を気にする人が大変多いが、
あまり気にしていると己の存在を
見失うのであまり気にしない方がよい。
誰にも拘束されない生き方は
誰も拘束しないと言うことである。

我が家は誰も自由奔放な
生き方をしているのである。
たとえば買い物には車で一緒に行くが
着いた先での行動は帰りの時間と場所を決め
別行動でショッピングをしています。

自由程お金に勝るものがありません。
人によって自由を欲しいために財産をはたいて
国を捨て亡命する人も沢山おります。
私みたいな自由業はお金に不自由でなければ
最高な生き方なのだと思うが
景気に左右されるのがたまに傷である。

サラリーマンは定年退職まで身分は
保障されるがその間奴隷のごとく
拘束されるのがたまにきずである。

しかし、生き方には一長一短あるので
甲乙は付けがたい。
最後は己の満足度しかない。

苦労はお金ばかりに苦労する
のではないのだから、
苦労が来たらそれを楽しむのも
ひとつの手段である。
61の「よわい」となって初めて
感じ取ることが出来ました。

三月三日の思い出_e0009760_9181964.jpg

40年記念のお祝いに那珂湊から購入した
丸干し芋を妻にプレゼントした。
真壁のK不動産に依頼して
取り寄せて戴いたものでした。
とても甘く美味でした。
妻も大変美味しそうにたべていました。
美味しいものがお腹に入ると
誰でも一瞬幸せになるものです。
最近は刹那刹那の生き方を
大切にして生きるのを日々としてます。

by momotaro-sakura | 2007-03-04 08:05