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占う

2005・6・22から
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占い師には何故か?女性が多いのには驚く。東京の名立たる駅のレストランの付近か、乗り換えの多い駅の人通りの多いコーナーで店舗を構える時代と成ってるようです。
私の学生やサラリーマンの頃には新宿の繁華街のデパートの前か、閉まった銀行の前付近で良く見かけたが、今では雨風に強いテナントに入ってのビジネスとなってるようです。
占いビジネスも露天の時代からテナントへの時代に移り変わって、社会的にも確立されたビジネスとなったのであろう。
都会の多くの人の中には自分の是から先の運命を知りたい人や現実に悩んでいる人が多いのである。
昔は歌舞伎町あたりには辻占いもいて、一番安く自分を占う事が出来た。占いは卑弥呼の太古の時代からあって、人が生きている限り存在する。
中国では早くから易学がもてはやされていたが、将来を知りたいならまず過去を学ぶことが一番早道である。
過去に起きたあらゆるデーターを集計し、それらをまとめれば、将来を占うことが出来るのである。
心理学や歴史を学ぶとそれが一目瞭然に判ってきます。
要するに、心理学でも易学でもすべて過去の統計であって、けして目新しいものではないということです。
また歴史を学べば将来をもおのずから判ってくるものなのです。
今はサイバー大学の学長さんですが、一昨年、早稲田大学教授であった吉村作治先生の講義を早稲田大学に通って一年間学んだが、エジプト5000年の歴史を振り返って見ると、繰り返しの歴史であったことがわかる。
歴史は繰り返されると言う言葉は学生時代に学んだが、その頃は漠然として聞いていただけで実感としては何も湧いては来なかった。
しかし、この年に成ると、自然に先が見えて来るようになるのである。
学生時代私の学部とは余り関係ない深層心理学を取得単位に関係なく書物を買い込んで学んだが、意外にもこの学問が世の中を生きぬく知恵が沢山含まれていることを後から知った。

人生には山あり谷もあるが、その中を巧みに生きていくには常にチャレンジ精神が必要である。そのチャレンジに挑むには、常にあらたに何かを学ぶ心が必要だ。
世の中で一番安くて、楽しく、張り合いがある人生を送るには、学んだ事を実践することである。生きるための金儲けも大事な事だが、それだけでも面白くない。
今は昔となったが、私が酒に浸っていた時代もあった。
あれはいけない。
体を駄目にしてから悟っても後の祭りで遅いのだ。
人間お金が沢山はいると必然として驕りが出てくるから、お金は毎日健康で喰えるお金があればいいと思う。
実際、お金が入れば元気溌剌にはなるが、ただ物が買えるか、旅行に使うか、人にねだられるか、盗まれるか等に限られてしまう。
しかし、心に一杯教養と言うお金を貯めれば、これに優るものはないのである。
貧乏は将来の肥やしとなり、金持ちは除草剤となる。
貧乏は肥やしとなって大きく育てられるが、金持ちは除草剤を庭に撒いたように、徐々に枯れていくものである。
後者は日本経済とそっくりである。
日本経済を過去のデーターで占うと大都会集中型の日本となり、地方の経済は衰退化の一路を踏むことになろう。
余程、宮崎県のような東国原知事のような政治家が出ない限りその地区の経済は復興しないであろう。
地域格差が激しくなり、また東京への出稼ぎが多くなるであろう。
その他、九州では福岡、北海道では札幌、東北では仙台、中部では名古屋、関西では大阪、山陽では広島と集中して人口が増えて、地方は過疎化が進み人口が減り続けてまた合併の市が増えることになり、県も破綻し道か州に変わっていくことになる。

最後はアメリカか、中国の一部になってしまうのではないかと危ぶんでいる。
敗戦後、憲法改正してから60年たったが、また今年はその憲法を改正しようとしている。
これからの世を占うことはなかなか安易にはいかないものである。
何故なら、現在は過去に無かった事や記録されていない事が多く起きすぎていると言うことである。

by momotaro-sakura | 2007-05-07 08:00